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 社会福祉法人 京都身体障害者福祉センター

  相談支援事業

  
平成26年度4月より京都市伏見障害者デイサービスセンターでは「特定相談支援事業」を実施することとなりました。「特定相談支援事業」とは平成24年施行の「障害者総合支援法」により障害福祉サービスを利用される全ての方に「サービス等利用計画」の作成が必要となりました。

「サービス等利用計画」とは、様々な障害福祉サービスの組み合わせについて検討し作成されるものです。これまで作成されてきた伏見デイサービスセンターの「個別支援計画書」とは異なり、日中以外の支援や土曜、日曜、祝日の支援といった部分に至る総合的な支援計画となります。この「サービス等利用計画」は障害福祉サービスの支給決定を行う際に用いられます。これは、障害・保健・医療等の各種サービスを計画的に有効利用し、生活の質のさらに向上を支援する事を目的にしています。


京都市では現在お持ちの福祉サービス受給者証の更新時期にあたる方から順次実施していく方針が打ち出されました。 その動向に合わせ京都市伏見障害者デイサービスセンターでも、「特定相談支援事業」を実施する運びとなりました。「特定相談支援事業」ではこれまでのサービスを引き続き、または新たに福祉サービスを利用したいと考えておられる方に相談支援専門員が訪問等を行い、本人並びにご家族の意向を伺い、必要に応じた計画を立てる事となります。また立てられた計画を基に様々なサービス機関との折衝を経てご本人並びにご家族の理解の上、福祉サービスの利用につながる支援を行います。また一定期間経過の後、それら福祉サービスが実際にご本人並びにご家族の意向を満たしているかの随時計画の見直しも行います。

しかしながら問題も多く、利用が必要である方への広報・周知不足は否めず、制度をよく理解できないままでは上手く使いこなせない、またはご不便に感じられる方も出るのではないかと危惧しています。またそれらの不安を解消し、利用される方に安心して相談支援を利用して頂けるよう業務に従事する相談支援専門員の数が圧倒的に少ない事という現実もあります。 これには実施を急ぐあまり相談支援専門員の不足を考慮せず制度を推し進めている為でもあります。同様に相談支援専門員を抱える事業所の数も少ないのが現状で、これには介護保険制度下でのケアマネージャーの様に毎月安定した収入がなく現状では相談支援専門員の人件費を賄うことが出来ないという背景もあります。京都市伏見障害者デイサービスセンターではそういった問題点の改善を実践する中でこの制度が充実したものになる様行政にも働きかけを行い、支援では個々のサービスが途切れる事なく、利用される方の福利(ウェルビーイング)の増進に取り組んで行きたいと思います。ご不明な点またはご相談等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。              

        京都市伏見障害者デイサービスセンター(指定特定相談事業)         

 茗荷 真

                              お問い合わせ:(075)−603−1290


   






                                           

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