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社会福祉法人 京都身体障害者福祉センター 

  

どれみふぁ日記


      


京都の老舗菓子店 おたべ に行きました  


              
京都銘菓で有名な『おたべ(株式会社 美十)』の工場見学に出掛けました。
おたべは、京都を代表する有名な菓子店。1938年(昭和13年)に純喫茶「美十」を開業され、1946年(昭和21年)には菓子小売業を始められた老舗です。そんな歴史あるおたべに、どれみふぁ荘ご利用者と共に工場見学に行ってきました。
 

今回の外出もどれみふぁ荘ご利用者が、交通手段、昼食場所、そしてそれに掛かる金額等を調べて実施しました。過去に何回かこのような外出を経験している為か、回を追うごとに手慣れた感じで計画を立てていく姿を見ると、素晴らしいチームワークに、こちらの方が見習らわなければならないなぁ・・と、感じさせられました。

午前10時30分、施設を出発し、近鉄丹波橋駅から十条駅までは電車で移動しました。切符を購入する段階でも、みなさんが事前に調べていた金額通りで、支払もスムーズに行なえました。

 十条駅からは徒歩で現地まで向かいました。おたべに到着してすぐ、そのまま2階にある体験道場(実習室)に行きました。
で、体験道場で、何をするのかと言いますと、数々あるおたべ商品の中でもベストセラー商品となる、生八つ橋を作る体験をするのです。作る生八つ橋は、生地がにっき味、抹茶味、そしてきなこをまぶしただけのオーソドックスな、3つの生地を作り、それに、こしあん、つぶあん、抹茶あんの3種類のあんこを自由にトッピング!オリジナルの生八つ橋が出来るというモノ!!今回お世話になる担当の方による指導の下、生八つ橋作りに取り組みました。

まずは生地作りから始めるのですが、生地が蒸しあがるまで少し時間が掛かるので、その時間を利用し、おたべの工場見学に向かいました。工場では全国各地で販売されている生八つ橋が、たくさんの社員さんの手を介しながら出来上がっていく姿を見ることができ、どれみふぁ荘のご利用者からは感激の声も聞かれました。

    

工場見学が終わり体験道場へ戻ると、先ほど蒸していた生地が出来上がっていました。その生地を使い、3つのオリジナル八つ橋を作っていきます。毎週木曜日に調理実習を行なっているどれみふぁ荘のご利用者ですが、その経験が活かされてか、手際よく八つ橋を作っておられました。ご利用者の中には抹茶にこだわり、オリジナルの抹茶八つ橋を作られた方や、生地をハート型にした”愛の八つ橋”を作る方もおられ、みなさんのオリジナリティが感じられる体験実習となりました。



体験実習を終えられ、一部のご利用者は1階のお土産売り場でお菓子を購入し、その後、昼食を摂りに、近くのイタリアン・レストランへ行きました。
レストランではメニューを見て、それぞれ好きなものを注文しました。お昼ごはんを食べながら、先ほど作った八つ橋の話で持ち上がり、楽しい昼食となりました。






 チーム対抗 卓球バレー    





              
どれみふぁ荘で毎週火曜日に行なっている卓球バレーに、デイサービスご利用者が参加して、まさに試合さながらの迫熱した卓球バレーとなりました。前回(下の記事参照)はデイから2名の参加がありましたが、今回は、前回の卓球バレーが好評だったため、デイからは4名の参加がありました。
卓球バレーの準備、チーム決め、片付けなどなど、全ての進行は、どれみふぁ荘のご利用者で行っています。このような姿を目の当たりにすると、この数年間で培ったソーシャルスキルトレーニング(SST)が活かされているのだなぁ・・と、どれみふぁ荘のご利用者に対して、感心させられました。
準備も整い、チーム対抗でゲームスタート!まずは、慣れるためとウォーミングアップを兼ねて、ラリーをしました。このラリーで、大体のコツを掴み、いざ!本番!!
サーブ直後から各チーム、猛烈なアタック開始となり、明らかに先ほどのラリーとは違うプレイで、”勝つぞ!”と意気込みがひしひしと伝わり真剣そのもの。15点先取で勝利すると、真剣な表情が一変、笑顔が溢れていました。

 







  一年の計は元旦にあり! 〜どれみ書初め〜



              
平成30年、新しい年を迎え、どれみふぁ荘で書初めを行ないました。
普段、あまり筆を持たないので、最初はうまく筆がすすみませんが、何回も練習して納得のいくまで半紙に文字を書いていきます。そうして書いているうちに、今年の目標や、願望が定まってきて、筆も上手にすすんできました。
そしていよいよ清書。はじめはおしゃべりしながら書いていた文字も、このときばかりはみなさん真剣な様子で、黙々と文字を書いておられます。しばらくして、「できた!」との声があがり、嬉しそうに出来上がった書初めを見せて頂きました。
書きあがった文字を見てみると、みなさんの意気込みがかんじられる文字ばかり!!中には「好き」と大きく書かれた文字もあり、誰が好きなんですか?と聞くと、照れ笑いされながら一言、「内緒(笑)」と、何とも言えない笑顔で返答されていました。
”一年の計は元旦にあり”と申しますが、みなさんそれぞれの想いを文字にされたようです。



  




 『あった!僕の絵!!』 〜 とっておきの芸術祭 〜



              
毎年12月に、みやこめっせで開催される展覧会『とっておきの芸術祭』に行ってきました。
この展覧会は、京都府が障がいのある方の芸術活動を支援し、社会参加の促進を図るため、平成7年度から「京都とっておきの芸術祭」を開催しています。23回目を迎える今回の芸術祭には、障害者作品展に7部門629点と、多数の応募があったそうです。開催期間は11月30日〜12月3日まででした。
このとっておきの芸術祭に出展されている作品は、みなさんが創作活動などの時間を通じて製作した力作ばかり!頑張って作った作品を、是非見に行こうと、開催日当日、現地に行ってきました。
会場に入ると、さまざまな作品が展示にてあり、どれも素晴らしい作品ばかり!色々な方が作られた作品を鑑賞しながら、館内を歩きました。会場のほぼ中央位に差し掛かった時、「あった!」と、少し興奮した声が耳に届きました。自分の作品が展示してあったようで、自分の作品を指さしして、コレ!コレ!!と嬉しそうに話しかけられるご利用者の顔が印象的でした。

【どれも力作】       【作品の前で】      【あった!僕の作品】    【コレも作ったよ】

  

 目指せ!入選!! 〜どれみふぁ荘創作活動〜 




                 
芸術の秋!ご利用者の豊かな感性を最大限に引き出そうと、どれみふぁ荘でも創作活動に力を入れ、取り組んでいます。先日は、デイご利用者の岡 秋生 様の作品や、過去にも藤原 美子 様の作品が高く評価された実績もあり、どれみふぁ荘の面々も、負けてはいられない!と、意気揚々と作品作りに精を出されています。真っ白なキャンパスに思い思いの絵を描き、クレパスで着色していきます。
な〜んだ、クレパスか・・・と、思うなかるべからず!クレパスで塗った部分を指の腹でこすって仕上げを施すと、油絵のような仕上がりになります。こういった手間を惜しまず加えた作品は、非常に奥深いモノとなり、これぞ芸術!!と言える作品に仕上がりました。



今年も11月下旬から、京都市のみやこめっせで『とっておきの芸術祭』が開催されます。もちろん、どれみふぁ荘のご利用者が一生懸命作られた作品も出品の予定をしておりますので、是非、みやこめっせでご覧下さい。


とっておきの芸術祭の詳細はコチラから・・・







絵本を通して豊かな感性を育む 


どれみふぁ荘では、毎週火曜日に『朗読鑑賞』を行なっています。朗読鑑賞とは、絵本などのストーリー性のある内容を読んで聴いてもらう、いわゆる”読み聞かせ”というプログラムで、効果としては、想像力や言語能力が高まり、感情が豊かになるなどの効果があるプログラムの一つです。
当施設の職員がこの活動に取り組んでおり、同法人内の放課後等デイサービスでも実施しています。放課後等デイサービスのご利用者からは大変好評を頂いており、この実績を活かして、どれみふぁ荘でも、是非、朗読をお願いしたいとの声があり、今回、毎週火曜日の午前中に実施するに至りました。
                 


朗読鑑賞に使用する本は、絵本ががほとんどです。みなさんは、絵本と言えばどんなイメージを持たれますか?正直、幼稚なイメージがあるかも知れません。しかし絵本には作者が訴えたいこと、考えなどを読者に問いかけているものや、作者からのメッセージが多くあり、大人が読んでも非常に考えさせられる内容のものが多く、そのような事からもSST活動を行なう上で、有効なプログラムの一つと考えています。今後もこの活動を通じて、より良い、そして豊かな感性を、ご利用者と共に育んで行きたいと思います。



一流シェフも顔負け!!どれみふぁ荘のランチ 


毎週木曜日は、どれみふぁ荘のご利用者にとって、ちょっぴり特別な日・・・それは、自分たちでお昼ごはんを作るからです。今回は、その中から、鮭のバターソテーをリポートします。
調理をする前の日、つまり、水曜日の午前中に、必要な食材の買い出しに出かけます。もちろん、どれみふぁ荘ご利用者が主体となり、必要な食材を購入します。
そして、木曜日。あらかじめ、レシピを参考に役割分担を決め、その役割に沿って、昨日買い出しをした食材を慣れた手つきでテキパキと調理していきます。
メインのおかずとなる料理を作る係り、一品ものの小鉢を作る係り、ごはんと味噌汁を作る係り・・・コンロが1台しかないため、コンロの使用が重ならないように考え、出来るところからはじめて行きます。こうして出来た今日のお昼ごはんは、ご飯・鮭のバターソテー・大根とベーコンの洋風和え・春雨サラダ・玉子スープの豪華なメニュー。自分たちで協力して作ったお昼ごはんは、また格別。お話しも弾み、賑やかな昼食となりました。




いよいよ秒読み ふれあいまつりまであと少し! 


 8月26日(土)に開催される第17回伏見社会福祉総合センター”ふれあいまつり”の開催まで、あと僅かとなりました。今年もデイサービスではステージ発表を行ないます。当日ご来場頂いた全ての方に楽しんで頂けるよう、ご利用者も練習に熱が入っています。そんな中、今年もどれみふぁ荘のご利用者には、舞台での曲の紹介や、デイの活動について発表して頂くことになりました。日頃の活動や、この日のために練習した曲の紹介をうまく伝えるため、練習に余念がありません。
また、カラフルな”ポンポン”を持って、曲に合わせながらダンスの練習もバッチリ!初めはぎこちなかった踊りも、日々上達し、今では本番を待つばかりになりました。
当日は精一杯頑張りますので、皆さま、ふれあいまつりに、是非お越しくださ〜い♪


私たち、どれみふぁ荘メンバーも頑張ってま〜す!!

  



 壁画キャラクターがお出迎え!! 



   どれみふぁ荘では、おおよそ半年に一回のペースで外出(レクリェーション)に出掛けています。今年最初の外出は、『京都国際マンガミュージアム』に行ってきました。

今回の外出もどれみふぁ荘のご利用者が、全て計画・実行しました。計画段階では、どのようにして現地まで行くのか、必要なお金(交通費・入館料・昼食代等)は幾らかかるのか、時間はどれくらいかかるのかなどを詳しく調べ、その計画を基に実行しました。
ひとつ懸念されていたことは、天気が雨かも知れないということです。この時期、まだ梅雨明けが宣言されておらず、週間天気予報でも雨の予報だったので、レクリェーション当日も雨と覚悟はしていましたが、当日は曇っていたものの、日差しもあり、雨は降りませんでした。やはり、日頃のみなさんの行いが良いのでしょう、お天気の神様が、この日だけ雨を降らさないようにしてくれたのかも知れませんね・・・


当日は、電車で現地まで行きました。近鉄丹波橋駅から竹田駅で地下鉄線乗り換えて烏丸御池まで行き、そこから徒歩で2〜3分で現地に到着。ミュージアム内のカフェで昼食を摂りました。カフェ内には壁に描かれたマンガのキャラクターが、我々を出迎えてくれます。そのキャラクターを見て思わず、「あ、私コレ知ってる!」など、子供の頃ブラウン管の向こう側で観た懐かしのキャラクターに出会えて嬉しそうにされていました。
昼食はみなさんそれぞれ、好きなものを注文され、美味しい食事をしながら、これから観るマンガの話で華が咲きました。昼食も終え、いよいよお待ちかねの展示スペースへ移動。その他、館内にはキャラクター像や、たくさんのマンガ本があり、手に取って見ることも可能です。そして、みなさんが一番の楽しみにされていたのが、ワークショップで実施している缶バッジ製作(要予約)。ミュージアムの職員の指導で、世界でただ一つしかないオリジナルの缶バッジを作りました。



さて、参加されたみなさん、今回のレクリェーションはいかがでしたか。今回の企画もみなさん一人ひとりが役割を持って取り決めた企画で、全て計画通りに行ったように思います。特に計画段階では、自分の意見を述べながらも、他人の意見も尊重しなければならないという難しさを見事にクリアし、計画を練って実行しました。その結果、今回参加したみなさんが個々に楽しい思い出を作れたように感じました。

      

京都国際マンガミュージアム、楽しかったデス!!
     


  



チーム対抗 卓球バレー        

      

どれみふぁ荘では、毎週火曜日の午後から、卓球バレーを行なっています。この日は、デイサービスのご利用者も飛び入りで参加され、2チームに分かれて卓球バレーを楽しみました。
どれみふぁ荘開設以前は、共にデイルームで卓球バレーも楽しんでいましたが、どれみふぁ荘開設以降は、卓球バレーをする機会が少なくなってしまい、今回、久しぶりに卓球台を交えて対戦でき、飛び入りで参加されたご利用者も楽しまれて、笑顔も多くみられました。

 


日頃の運動不足も解消!?〜どれみリハビリ体操〜

     
どれみふぁ荘では、関節や筋肉を伸ばすストレッチ体操・リハビリ体操を行なっています。この日は職員の体の動きに合わせてご利用者も一緒に体を動かすリハビリ体操を行ないました。参加されたご利用者の中には、自分の足や腕が動かしづらいと感じておられる方もおられ、みなさん頑張ってリハビリに取り組んでおられました。
体操が終わり、ご利用者に感想を聴いてみると、「なんか肩の動きが軽くなったわ。」とか、「家に帰っても頑張って練習して、ちゃんと歩けるように頑張るわ!」などの声が聴かれ、みなさん一様に、リハビリ体操の効果を感じられていました。

  


健康はお部屋のお掃除から        

      

どれみふぁ荘では、この日はお部屋の掃除をしました。
 
お掃除は、みんなで分担じて行います。掃除機をかける係り、拭き掃除をする係り、箒で表を掃き掃除する係りなど、あらかじめみんなで分担して決めておき、その役割を責任を持って最後までやり遂げます。
どれみふぁ荘も今年の4月で、開設から丸2年が経ち、開設当初から様々な活動などを行なっていますが、これら全てをご利用者が主体となって取り決め、実行しています。3年目に突入し、今、振り返ってみると、2年前と比べて格段にスキルが向上した利用者様の姿は、とてもたくましく感じられました。
   
 


伏見桃山城  お弁当を作ってお花見

      
 
平成29年度を迎えた4月、桜の開花のたよりに誘われ、どれみふぁ荘ご利用者が伏見桃山城にお花見に出掛けました。
当日は、朝からお花見用のお弁当作りです。食材もみんなで買いに行き、手分けしてお弁当を作りました。今日の為の特製弁当のメニューは、おにぎり、スクランブルエッグ、カニクリームコロッケ、バナナなど、春らしい、そして美味しそうなお弁当が出来上がりました。そしてこの特製弁当を持って桃山城へと向かいました。


桃山城では、今まさに桜が満開で、庭園にはたくさんの方々がお花見を楽しまれていました。
桜の木の下で、朝に作ったお弁当を広げ、みんなでお花見。一生懸命作った甲斐もあって、どんな一流シェフが作った料理よりも、自分たちで握ったおにぎりが、一番美味しかったです。

長健寺の桜も満開!!
 また別の日には、同じく伏見区内にある長健寺に行きました。長健寺の境内には樹齢数十年、いや、もしかしたら百年の大台にのっているかも知れない立派な桜の木があり、その桜の木には、これまた見事な花を咲かせていました。訪れたご利用者からは、綺麗やね。とか、こんな近くに(綺麗な桜が)あったんやね。などという声も聞かれました。
この日はお昼からの外出でしたので、お弁当はありませんでしたが、春の心地よい風に吹かれながら、周囲を散策。疎水沿いに浮かぶ屋形船に手を振ったりしながら、穏やかな午後のひとときを過ごしました。




                                       

京都市伏見障害者
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