社会福祉法人　京都身体障害者福祉センター

今年度最後のビッグイベント、”おたのしみ会”が２月１８日の土曜日に、当施設にて行われました。今年の出演者は、シンガーソングライターの『古賀　直樹』さん。前日には倉敷（岡山県）でライブがあった古賀さんですが、この日の為に、倉敷から新幹線に飛び乗り、施設に駆けつけて頂きました。 当日は、ご利用者とご家族や、ヘルパーの方々、また地域の皆様など、多数のご参加を頂き、開演前から、会場のデイルームは満席状態。午後１時３０分、時任所長の挨拶でイベントがスタートすると、少々、緊張気味の古賀さんでしたが、熱い拍手で迎えると、次第に緊張がほぐれたと、後にご本人が語られていました。そして１曲目は、ご自身の代表曲、”何も言わず海を見よう”を唄われました。唄い終えた頃には、観客席とステージが一体となり、全員がライブに参加しているというような、生演奏独特の臨場感がありました。

【古賀 直樹さん　プロフィール】（公式ホームページはこちらから）
大阪生まれ、長崎育ち。元DEENの宇津本 直紀さんのプロデュースで、”何も話さず海をみよう”をリリース。アコースティックやバンドスタイルで全国のライブハウスやコンサートホールで精力的に活動中！また、、さまざまなミューシジャンの方との交流もあり、宇津本 直紀さん（ex.DEEN)をはじめ、八島 順一さん(ex.HOUND DOG）、本間 敏之さん（ex.虎舞竜）の方々と共演することもあるそうです・・・一人でも多くの方の心に響く歌を目指して、全国各地を巡っておられます。

ライブでは持ち歌を唄われた他、皆さんの知っておられる曲をカバーされました。カバーされた曲は、３６５日の紙飛行機（AKB48）や、糸（中島 みゆき）を唄われました。実はこれらの曲は、事前にこちらから古賀さんへお願いしていた曲で、会場に集まられた皆さんも一緒になって唄われる場面もありました。 そして、最後の曲を唄い終えられた古賀さんに、アンコールの声が・・このアンコールに応え、最後に古賀さんの代表曲『明日へLife（ライフ）』を唄われて、ライブが終了しました。
	ライブが終了し、古賀さんが出入口でサイン＆握手会をされました。中には、一緒に記念撮影をされる方も多く、訪れた皆さまはとても喜んでおられました。 今回、お忙しいスケジュールの合間を縫って調整して頂いた古賀さん、本当にありがとうございました。ご利用者、職員一同、応援しておりますので、これからも頑張って下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　

どれみふぁ荘ご利用者によるカフェコーナー、その名も”どれみカフェ”を、ライブ終了後に行ないました。この取組は、昨年度のおたのしみ会から始まった企画でしたが、ご来場頂きました皆さまから、大変、好評を頂き、ことしもはりきって”営業”しました。煎れたてのコーヒーの香りが、ライブ終了と同時に、廊下まで広がっています。このいい匂いに誘われて、みるみるうちに、ひと、ヒト、人!!で、溢れ返っていました。


どれみカフェでは、どれみふぁ荘のご利用者らが率先して、煎れたてのコーヒーと紅茶の他、ドーナツのサービスも行いました。香ばしいコーヒーと甘〜いドーナツの組み合わせは絶妙な組み合わせで、お客様も満足！ちょうど時刻も午後３時前でしたので、小腹も空いてきたころ・・・ライブを終えられた古賀さんもコーヒーとドーナツを食べられ、身も心も”ホッ”と一息！和やかな時を過ごされていました。
また、たくさんのお客様で賑わったカフェコーナーでしたが、どれみふぁ荘のご利用者は慣れた面持で注文をお伺いしておられ、日頃のデイでの活動の成果が発揮されていました。
そして、今日の為にお手伝いをして下さった学生ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。また次回もよろしくお願い致します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　

　　　　　
昨年に引き続き、今年も当施設の有資格者による”リハビリ健康体操”を行ないました。昨年は腰痛をテーマにしていたのですが、今年のテーマは、冬場に起こりやすい肩こりや、足がつる現象について講義し、簡単に出来る肩こりや、足のつりを防止する体操も併せて行いました。講義では、足がつるメカニズムについてや、なぜ肩がこるのか？などの原因についてのお話しをしました。参加された方からは、そんなことが起こっていたんやー！とか、特定の動作（姿勢）に関して、「あー、それ、あるある！」と言った声もあがりました。そして、ご家庭でも簡単に出来る体操を、参加者の方々と共に行いました。「これなら、できるかも」、「なんや、こんなに簡単なモノやったんや」などという感想が聞かれ、「今晩から早速、実行するわ！」と、言われる方もおられ、内容の濃い講座となりました。